2013年10月12日土曜日

フィリピン 広告代理店と打ち合わせして衝撃!!

ここ最近フィリピン国内をターゲットとした広告モデルのお手伝いしている為ローカル企業とのコネクションもかなり増えて来ています。

以前に「日本の常識は非常識」というBlog(http://ykusakari.blogspot.com/2013/09/blog-post.html)を書きましたが、ここに来てフィリピンの広告代理店に営業をしていて感じたことを今回のBlogでは書こうと思います。

Agencies Portfolio:http://goo.gl/OXDMWV
(フィリピン国内の広告代理店リスト)

フィリピン国内の広告代理店は、非常に多いです。大手〜中小企業までさまざまな広告代理店があります。その広告代理店ですが何をメインに販売しているかというと大半がビルボード、バス広告、ジプニー広告、トライシクル広告が多いです。もちろんTV,ラジオなどもありますが、まだそのような代理店にお会いしたことはないので、今回のBlogではふれません。

そんな街頭広告をおこなっている代理店に私が行きTAXI内広告の説明をするとここフィリピンではないモデルなので、どの代理店も販売したいというのです。

まーそこまでは、いいとして現地超大手の企業がこういうのです。

このモデル私個人で、販売させてくれないか?

とこういうのです。それもその会社では部長クラスの超お偉いさんです。
理由を聞くとこう答えました。

「社内を動かすのに時間がかかるし面倒なので、私自身20年以上この会社で働いているからクライアントは多く持っているので、直接繋ぐから決まったらコミッションを私にください。」

ここまでは、日本でもある話しかと思います。(ありえないですけどね!!)私が、本当にビックリしたのはここからです。

大手広告代理店:マネージャー5名
草苅チーム:3名
このメンバーでフィリピンのローカル代理店に営業に行ったときの事です。

その広告代理店はこう言いました。

草苅 「代理店の卸価格は通常の定価の20%引きで卸しますので、販売お
    願いします。」
    といつものようにプレゼンをする。。。

代理店 「是非販売させてもらいます。」
    「会社が20%もらえるのは、分かりましたが私たちにはいくらの
    マージンをもらえるのですか?」

草苅 「え!?」
   正直初めは、なにを言っているのか理解出来ませんでした。。。!
   そして私は考えた結果
   「20%とは別に個人にお金をもらえないのか?」と言っているこ
    とにきづく。とっさの判断で、こう答えました。

草苅 「マージンを自分でもらいたいのであれば、20%を会社に入れ
   20%以上の単価でクライアントに売った残のパーセントを勝手に
   とってください」
   その代理店は、それを言ったあととても目が輝いていましたねw

ここで、私がビックリしたのはその会社のマネージャ層が5人も揃っている会議の場所で普通にそれを聞いて来た事です。さすがにこれは日本ではないでしょう!でも、ここフィリピンでは普通のようです。(これだからフィリピンの成長が遅いんだなーと熟感じました。)

んで、このストーリーはこの後にも続きます。なんとその会議が終わったあと各マネージャから直接連絡がきて会社の外で話しがしたいので、時間をもらえないか?とのこと
さすがにこの電話をもらったあとは、もー分かりますね!

20%も会社に入れずに自分の懐に入れたいんだな!と一瞬で判断できました!!!

こちら側としては、販売してくれてクライアントを紹介してくれるならそれで何の問題もないので、話しにのって動いてもらおうって感じですwww
いやーそれにしてもこの非常識には正直驚きますね。こちら側の営業方法も変わってきますよ!でも、こちらから個人的にやって欲しいなんとことは一切いうつもりはありませんがね。


嬉しい事は、個人で動きたいくらい現在行っている広告モデルは魅力があるものだ!ということです。こんな経験もプラスに考えどんどんローカライズしていこうと思います。

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