2017年4月13日木曜日

【LAZADA】フィリピンEC市場


本社 SingaporeSingapore, 8 Shenton Way #43-01 AXA Tower SingaporeLAZADA PH http://www.lazada.com.ph/
Facebookページ https://www.facebook.com/LazadaPhilippines (16,882,821 Like)

LAZADAとは
Ladazaは2012年にRocket Internet社によってローンチされたECモール。当初BtoCのEコマースビジネスのみであったが、2013年からは小規模事業者向けにマーケットプレイス方式をスタートさせるなど、東南アジアEコマース界の覇者としての地位を確立し始めている。現在はインドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムと、東南アジアの主要各国でサービスを展開中。

設立からわずか3年の間に年商10億ドルにを達成し、一日の訪問者数は400万人、出品者数は15,000にのぼる。2015年、Lazadaの売上高は13億ドルを超えている。

さらに2016年4月12日 Alibaba10億ドル分の株式を保有することで合意
フィリピン大手通信事業であるPLDTもRocket Internetの株式を6.1%保有

Rocket InternetはLAZADA以外にもフィリピン国内で有名なメディア展開

EASY TAXI http://www.easytaxi.com/ ←これは既にフィリピンでは撤退したかも
Lamudi http://www.lamudi.com.ph/ ←不動産の売り買い、賃貸サイト
ZALORA https://www.zalora.com.ph/ ←ファンションEC (これは今度記事書きます。)





LAZADA東南アジア アクセスランキング


1位 インドネシア 41.3M (4130万PV)
2位 フィリピン 34.3M (3430万PV)
3位 タイ 31.7M (3170万PV)
4位 ベトナム 24.5M (2450万PV)
5位 マレーシア 17.9M (1790万PV)
6位 シンガポール 3.1M (310万PV)

1位はインドネシアではありましたが、約2億5000万人もいる人口にはやはり勝てませんでした!しかし、約1億人のフィリピンが第2位とは驚きの結果でした。

フィリピンでのEC市場がどれだけ盛り上がっているか分かります。


リアルタイムLAZADAページビュー

similarweb情報



2016年10月〜2017年3月時点
PC、Mobileのページビュー約4,780万PV
1ヶ月の平均ページビュー約796万PV





PC:57.53%
スマホ:42.47%

OLXと比較して全体的な割合はあまり変わりません。
PCの閲覧者がプラス4%いくらいです。商品点数が多いこともありスマホで見るよりPCで見たほうが検索しやすいという結果でしょう。


国別アクセス率



ここにも日本の閲覧数が入ってきています。
日本国内でLAZADAを使った越境EC(マレーシア、タイ、シンガポール、インドネシアなど)サービスが展開されていることもありフィリピンのLAZADAも少しずつ見られているようです。


オーディエンス(ユーザー人気検索)




【売れ筋ショッピングのカテゴリー】
1位:Classifieds(割り引きます、お譲りします、無料です) 35.55%
2位:Clothing(衣料品) 24.61%
3位:Shopping(ショッピング) 15.78%
4位:Consumer Electronics(家庭用電化製品) 12.09%
5位:Coupons(金券、割引券) 8.82%

OLXでも1位がClassifieds(割り引きます、お譲りします、無料です)という結果。
フィリピン国内で「メルカリ」「ジモティー」のようなサービスを展開したら市場を一気に取ることができるかもしれません!!

5位にCoupons(金券、割引券)がランクインしていますが、2015年9月頃
GROUPON PHILIPPINESが1,100人の雇用解雇をして、同年にフィリピンを撤退。
しかし、No.2であったMetroDeal(http://www.metrodeal.com/)が現在ではシェアNo.1を獲得しているという情報もあります。
※MetroDealは当社でも掲載可能なので今度書きます。



検索トラフィックとエンゲージメント




Organic Search(自然検索)が全体の86.72%
広告誘導13.28%


検索エンジン
Google   93.14%
Yahoo! 4.75%


テキスト検索 95.32%
イメージ検索 4.50%

フィリピン国内でのマスメディア(街頭広告、TV、ラジオ、新聞など)の広告はあまり目につきませんが、その代わりインターネットでの広告誘導が13%あるので広告展開には積極的に取り組んでいるようです。

Ad Networkアクセスランキング

1位:Voluum 41.77% (https://voluum.com/
2位:Propeller Ads Media 16.29% (https://propellerads.com/
3位:Adsupply 14.98% (http://www.adsupply.com/
4位:AdsTerra 10.03% (https://adsterra.com/
5位:PopAds 8.83% (https://www.popads.net/



ソーシャル誘導



1位:Facebook 78.57%
2位:Youtube 18.50%
3位:Twitter 1.18%
4位:Reddit 0.36%
5位:Instagram 0.31%

Facebookのパワーは圧倒的ですね!FacebookページのLike数も16,882,821 Likeとモンスター級のファンを集めています。

ソーシャルからの誘導数は4,450,000PVなので全体の5.72%がソーシャルメディアからの誘導となります。フィリピン国内でソーシャルを使う場合はFacebookを使ってファンを集める事は必須ですね。



フィリピンのEC市場パート2「LAZADA」は如何だったでしょうか?
次回の配信もどうぞお楽しみに!

■ EC市場パート1「OLX」
http://ykusakari.blogspot.com/2017/04/olxphec.html




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ここで貴重なお知らせです。
GLOCALIZER PHILIPPINESにてフィリピン大手ECサイト掲載ワンタグサービスを開始いたしました。

先着108社のお客様に特別なプランをご用意しております。

詳しくはコチラの媒体資料をダウンロードしてください↓
https://goo.gl/X5NhRw




■サービス名「GLOCAL Ad Platform」
■サービス内容
フィリピン国内の大手ECサイトに一括掲載が可能!
面倒な運営業務は全て当社開発のワンタグが行います!
日本国内(日本語)にて全ての業務が簡潔!
■掲載可能メディア
OLX、LAZADA、ZALORA、eBay、MetroDealなど

※随時掲載メディア拡大中
※掲載可否(内部、外部審査)があるため全ての商品が出品出来るわけではありません。
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2017年4月6日木曜日

【OLX.ph】フィリピンEC市場


フィリピンの代表的なサイトといったらこれ!
日本で言うとYahoo!オークションのようなサイト

本社 2132 LS Hoofddorp,Taurusavenue 105(オランダ)
会社サイト http://corporate.olx.ph/
Facebookページ https://www.facebook.com/olxph (4,048,574 Like)

OLXとは
ニューヨーク、ブエノスアイレス、モスクワ、北京、ムンバイを拠点とするインターネット企業。ウェブサイトには、不動産、求人、車販売、サービス、コミュニティ、個人広告など様々なカテゴリーに渡るユーザーが作成したクラシファイド広告を無料で載せることができ、世界中に発信できる。 2006年3月、インターネット起業家のFabrice GrindaとAlec Oxenfordによって共同設立された。


進出国


世界45カ国に進出をしていてオフィスは25箇所
月間ページビューは37Billion(約370億)


OLXの歴史


Fabriceは、2004年5月に8000億ドルの売上を出した携帯電話用着信音会社のZingyの創設者でもある。Alecはラテンアメリカのオンライン・オークションを牽引するDeRemateの創設者でもある。DeRemateは、2005年11月にイーベイ関連会社であるMercadoLibre.comに売却された。





リアルタイムOLXページビュー

similarweb情報



2016年9月〜2017年2月時点のPC、Mobileのページビューは約1,200万PVとなります。


スマートフォンもまだ定着していないと考えている方には、驚きの数字かもしれませんが

PC:53.02%
スマホ:46.98%

市場としてはAndroidが多いですが、スマホを持っているフィリピン人は非常に多いです。それも日本では販売していないような高機能なスマホが販売されており代表的なのはOPO、Xiaomi、StarMobile、O+などのAndroid端末が約10,000円〜30,000円程
格安で手に入ることもスマホ市場が延びている理由の一つでしょう。


国別アクセス率



第4位に日本のアクセスが入っています。これは一体どういうことでしょうか?
しかも18.02%上昇しているじゃありませんか!

それだけ日系企業がフィリピンに興味を持ち始めているということなのでしょうか?

この部分のはもう少し調査をしてみます。



オーディエンス(ユーザー人気検索)




【売れ筋ショッピングのカテゴリー】
1位:Classifieds(割り引きます、お譲りします、無料です) 26.87%
2位:General Merchandise(雑貨) 24.46%
3位:Shopping(ショッピング) 21.49%
4位:Consumer Electronics(家庭用電化製品) 15.60%
5位:Clothing(衣料品) 4.70%

フィリピン国お日本同様に「今だけ」「限定」「格安◯◯」「本日限り」「タイムセール」とうの特別感ある広告などには飛びつくようですね。

過去にSamsung Noteをプレゼント企画した際に1週間で登録者が2,000人以上になったというデータもあります。これも大手ではなく知名度が低いブランディングをおこないこの数字なので、キャンペーンの仕掛け方しだいでは未知の数字が期待できるでしょう。
3位、4位、5位は非常に分かりやすい商品ですね!

この中で注意しなければならないことは4位の家電製品の電圧です。

日本 100V
フィリピン 220V

フィリピンに住んだ方で、経験している方は多いと思いますが日本の電化製品をフィリピンにブスッと刺すとその瞬間に壊れます。

私も過去にWii、炊飯器など壊した経験ありw

その他に注意しないと行けない商品は「食品」「コスメ」になります。
このいずれかをフィリピンで販売する場合は許可書が必要になりますので、フィリピン国をターゲットとする場合は1度相談してください。



検索トラフィックとエンゲージメント






Organic Search(自然検索)が全体の98.66%
広告誘導1.34%


検索エンジンはGoogleが全体の94.93%
Yahoo! 3.73%

テキスト検索 89.61%
イメージ検索 10.33% 

Google AdSenseなどの利用はまだまだ低いことになります。
最近良く見るのはYoutube広告、Facebook広告です。しかし、広告誘導が1.34%と日本に比べて非常に少ない所を見るとまだまだマスメディアの力が強いことが分かります。

TVCM、街頭広告などでは頻繁にOLXの広告は目につきます。


1度知名度がついてしまえばインターネット広告はまだいらないのでしょうか!?
良くも悪くもまだまだ競合が少ないということですね!

※ここも重要です。

マスメディア⇒自然検索という流れが確実にできている!
これから進出を検討するには、インターネット広告を積極的に使い競合に負けない露出
⇒露出後の誘導先⇒定期的なプロモーション

CPC単価は日本の1/10で出稿可能なので、値段が上がらない理由はここにあるのでしょう。



ソーシャル誘導





1位:Facebook 77.94%
2位:Youtube 18.99%
3位:Twitter 1.36%
4位:Reddit 0.80%
5位:Instagram 0.34%


東南アジアの「インターネット人口に対するFacebook利用率」1位のフィリピン続いて2位インドネシア、3位タイと続きますが、ソーシャルメデイア誘導の約80%がFacebookとはさすがですね!

2位のYoutubeは徐々に火がついてきているのは、見ていてわかります。
フィリピンでYoutubeを開くと携帯キャリア、化粧品、不動産などの広告をよく見ます。それもかなりの動画クオリティーです。TV CMで利用しているコンテンツを15秒位の尺にしてYoutubeに流していますね。

以外だったのはTwitterとInstagram
Instagramに限っては会員数も増加している傾向ですが、他の企業広告にリンクするといったようなアクションは少ないのでしょう。
自撮り、風景などのキレイな写真を見たいという願望に広告は適さないのでしょうか?




フィリピンのEC市場パート1「OLX」は如何だったでしょうか?
次回の配信もどうぞお楽しみに!

■ EC市場パート2「LAZADA」


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ここで貴重なお知らせです。
GLOCALIZER PHILIPPINESにてフィリピン大手ECサイト掲載ワンタグサービスを開始いたしました。

先着108社のお客様に特別なプランをご用意しております。

詳しくはコチラの媒体資料をダウンロードしてください↓
https://goo.gl/X5NhRw




■サービス名「GLOCAL Ad Platform」
■サービス内容
フィリピン国内の大手ECサイトに一括掲載が可能!
面倒な運営業務は全て当社開発のワンタグが行います!
日本国内(日本語)にて全ての業務が簡潔!
■掲載可能メディア
OLX、LAZADA、ZALORA、eBay、MetroDealなど

※随時掲載メディア拡大中
※掲載可否(内部、外部審査)があるため全ての商品が出品出来るわけではありません。
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2017年4月4日火曜日

フィリピン(マカティ)マーケティング及びプロモーション 街頭アンケート実施結果


先日告知させていただいた。アンケート調査の集計が完了しました。

今回のアンケート回収で分かったこと
  1. 1回のヘアーサロンにかけるコスト(カット、カラーなど)
  2. ヘアーサロンに行く頻度
  3. マカティエリア(ブエンディア〜リトル東京辺り)までの平均月収
  4. フィリピン人の好きなヘアースタイル
前回のBlogをまだ見ていないという方は、コチラ↓
http://ykusakari.blogspot.com/2017/04/nora.html

Rawデータ
下記のようなデータを200件分作成し、ピボットテーブルを使いクロス集計ができるような対応をしております。


※Rawデータとは
集計の基となる調査のデータです。Rawは「生の」という意味です。通常1サンプル1行で表現され、回答者一人一人がどのように回答しているかがわかります。

※ピボットテーブルとは
自動的に表内格納データの並替、合計値、平均値、総数、標準偏差が出力できるほか、クロス集計が利用できる。


アンケート項目
(下記内容はBLOG内にて、ランダムになっているので、Rawデータ及び集計データを一致させても実際のデータが分からないようになっております。ご注意ください。)
  • 1回のストレートパーマにいくらぐらい支払っていますか? 
  • 1回のヘアカットにいくらぐらい支払っていますか? 
  • いつ美容室を利用しますか? 
  • ヘアカットをするためにどのくらいの頻度で美容室に行きますか? 
  • 月収はいくらですか?
  • 1回のヘアカラーにいくらぐらい支払っていますか? 
  • 美容室はどのようにして選びますか?
  • ヘアスタイルの参考にしている人はいますか? 
  • ヘアカラーをするためにどのくらいの頻度で美容室に行きますか? 
  • ストレートパーマをするためにどのくらいの頻度で美容室に行きますか? 

集計データ




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2017年4月1日土曜日

ヘアーサロン(NORA)フィリピン進出に関するアンケートリサーチ調査を実施


当社GLOCALIZER PHILIPPINES Inc.にてアンケート調査を行いました。
今回は特別にクライアントから告知の許可を頂いたので、掲載しております。

日本全国に美容室は約240,000件あると言われています。
その中でも東京は約21,000件(約10%)は都内に集結しており
1998年(平成10年)〜2017年(平成29年)までに東京だけでも2倍以上の美容師が増えています。

コンビニの数が約56,000店舗に対して美容室の数は約240,000店舗と普段何気なく利用しているコンビニより美容室の数は多いこと知ってましたか?

その中でも激戦区である表参道に拠点を構えるNORA HAIR SALONのフィリピン マーケットリサーチをお手伝いさせていただきました。




クライアント:NORA HAIR SALON
住所:〒107-0062 東京都港区南青山5-3-10 FROM-1st BF



内装もオシャレなことはもちろんのことアーティストとのタイアップで商品を店舗に展示して、購入できるという面白いSALONで、3ヶ月に1回はアーティストのデザインを入れ替えお客様に空間の飽きを感じさせない非常にユニークな内装を展開しています。

更にお客様一人ひとりに合わせたカラー剤を調合して、よりヘアーダメージを減らす。
これまたユニークなサービスなのです。



NORAフィリピン進出に関するアンケート調査

1.目的
本調査(アンケート)は、ヘアーサロンについて消費者がどのような意見を持っているかを明らかにし、今後の商品開発及び広報活動の参考にすることを目的としている。

2.調査期間
平成29年3月30日(木)〜平成29年3月31日(金)

3.アンケート回収人数
当社スタッフ:1名
アルバイト:3月30日 4名
      3月31日 2名

4.調査場所
Buendia Station、Buendia Ave、Chino Roces Ave、Dela Rosa Street、Amorsolo Street、centro Escolar university、Littel Tokyo、STARBUCKS COLUMN(ブエンディア corner アヤラ)


5.調査対象
フィリピンMAKATIエリアのファッションセンスが良い、給料20,000〜30,000PHP(ターゲット)女性200人(ランダム)

6.調査方法
Greenbelt(ショッピングモール)に近いエリアで許可書を取り歩いている女性に対してアンケート回収、回答者のみポケットテッシュのプレゼント

7.回収状況
回答件数:218 枚
有効回答数:201枚

配布ポケットティッシュ

※なぜポケットティッシュなのか?
日本では在り来りなプロモーションではありますが、インターネットが普及している今でもなくならない広告プロモーションの1つが、ポケットティッシュです。(駅前で今でも配布している)

しかし、ここフィリピンではとても珍しいのです。(そんなプロモーションを見たことがない。)ここに当社は目を付けました。
なぜならばトイレに行った際にテッシュがあれば使うけど、ない場合は水で流して→手を水で洗い→アルコール消毒するっていうのが日常的なのだ。

「あれば使う」「無料であれば欲しい」=配れば受取る!⇒
受取るということ=ブランディング及びアンケート回収がしやすくなる。

ここに目をつけ今回のマーケティング&プロモーションを実施しました。




アンケート回収状況




この炎天下の中で、2日間に渡り約8時間もアンケート回収に協力してくれたスタッフ及びアルバイトの方々には、感謝いたします。

スタッフはもちろん今回のマーケティング&プロモーション企画にアルバイトの方々も興味をもってもらい1つも文句を言わずに1人1人声をかけアンケート回収してくれている姿に感動しました。

みんなありがと〜

結果内容は後日集計後に提供出来る範囲で、Blogを書かせて頂こうと思います。

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