2017年11月24日金曜日

考えさせられるフィリピン メトロ・マニラの交通インフラ

マニラの交通インフラ

この写真を見て頂ければ一目瞭然ですが、午後8時ジプニーを待つ行列
この時間でこれだけの行列ということは、6時、7時くらいに仕事が終わり待っている人もいると想定するとかれこれ2時間は並んでいることになります。

そりゃ残業なんてしないわけだ!
「フィリピン人はほんと残業しないで定時に帰る!」なんて言ってる人が多いですが、この状況を見て同じこと言えるのでしょうか?

2日目も同じ場所から撮影してみました。
マニラの交通インフラ


駐在員として来ている人はいいですよね。ドライバーも付いて家も近所なんですから。
「渋滞酷くて...」って言っているだけでいいんですから。

この現状を知らずにフィリピン人の文句ばかり言っている奴は、はっきり言いましょう
日本の恥です!今すぐ日本に帰国して満員電車に乗って通勤した方がいい。
(ちょっと言い過ぎたかな?すいませんw)

こんな暑い国で、毎日ジプニー、バス、トライシクルを乗り継いで会社に出勤しているだけでも凄い。ましてや遅刻せずに出勤してくるフィリピン人はもっと凄い。

この行列は乗り継ぐたびにあり午後6時に会社を出ても帰宅するのは深夜0時になる人も少なくないとのことです!!



ここで日本人的感覚ではこう考えるでしょう。

なんでそんな生産性のないことをしてるんだ!?

フィリピンに1度も来たことがない人が、思うのは100歩譲って許せるとして、フィリピン国内で仕事をしている人が、これを言う痛い人もいます。

そんな人に言いたい。

お前ただ働いているだけのロボットで、フィリピンという国を何一つとして分かってねー
(これも言い過ぎましたかねwすいません!)


なんでこんな事を言うか?それは、我々日本人はフィリピン国では外国人それにも関わらずフィリピン人の文句ばかり言っているのが目立つから

まずは、この国の現状を知り考える必要があるのではないか?
という疑問が多いので、こんな口調でバッサリ切っちゃってるんです!


こんな交通インフラの中でも毎日出勤して、帰宅するそれだけで疲れちゃいますよね。



社宅を会社の近くに作りそこに住んでもらうってことを考えてもいいかもしれませんが、フィリピン国の家族に対する気持ちは日本に比べ遥かに強いので、この通勤でも毎日「私は通います」っていう子も少なくない。

過去にTAXI代を会社で負担をするから毎日使っていいよ!(設立当初)なんてことをした時はスタッフもさすがに喜んでましたね。

今の交通渋滞はほんと社会問題です!

交通インフラの整備を待っていては、なにも解決もしないので渋滞の時間を避けた勤務体制や移動時間を配慮した会社方針など、考えていく必要があるかもしれません。



国の政策としてビルド・ビルド・ビルドがありますが、1日でも早くインフラが整備されることを願います。

過去の記事↓
Mega Manila Subway(地下鉄計画)総工費約5000億円 2025年完成予定

フィリピンに対する円借款の供与 日本政府も地下鉄プロジェクトに参加


日本はどれだけ交通インフラに恵まれているが、熟感じさせられる写真でした。

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2017年11月16日木曜日

フィリピン マカティで喫煙出来る場所

マカティ全面禁煙


ロドリゴ・ドゥテルテが大統領になり、メトロマニラでもダバオ同様に禁煙の場所が増えてきました!

喫煙者の私からしたらホント勘弁して欲しい。。。

Greenbelt全面禁煙!!?
フィリピンで独立した際によく利用していたM cafeも禁煙
外でも吸えなくなってしましました。。。

M cafe
https://www.zomato.com/manila/museum-cafe-greenbelt-makati-city

M cafe


Greenbelt UCC
https://www.zomato.com/manila/ucc-vienna-caf%C3%A9-2-greenbelt-makati-city

ここも外では吸えていたが、全席禁煙に。。。

Greenbelt UCC



GreenBelt内の私の憩いの場は全滅だったので、Global Cityへ



UCC Park Cafe global city
http://www.munchpunch.com/ucc-park-cafe-burgos-circle/menu

ここも何かと利用していたお店
お店の中の喫煙席も改装でなくなり外でも禁煙。。。

UCC Park Cafe global city




NEW WORLD HOTEL The LOUNGE
https://manila.newworldhotels.com/jp/dining/the-lounge/

ここのGARDENスペースは変わらず喫煙可能でした!
ふらーっと仕事したい時は今後ここですね!

NEW WORLD HOTEL The LOUNGE



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2017年11月10日金曜日

【フィリピン】日本よりいい条件で韓国のODAが決定、インフラに17億ドル

韓国からインフラ整備事業への政府開発援助(ODA)として17億米ドル(約1,935億円)の融資と700万米ドルの無償支援を取り付けたと発表した。来週にフィリピンで開催される東南アジア諸国連合(ASEAN)の首脳会議に合わせて正式調印する。

ODAはフィリピンのドゥテルテ政権が推進するインフラ整備計画に基づく運輸、情報通信技術(ICT)、エネルギー関連の主要事業が対象。韓国輸出入銀行(KEXIM)を通じて実施される。

事業化調査など準備段階の活動に1億米ドルを融資する「プロジェクト・プレパレーション・ファシリティ」と呼ばれる枠組みが含まれる。無利子で償還期間は40年(返済を猶予する10年の据置期間を含む)。公共事業道路省、国家かんがい庁(NIA)が所管する事業が対象。ICT省、農業省、運輸省、国家電力管理庁(NEA)の事業にも適用される可能性がある。調達先を韓国企業と地場企業の合弁会社に限定するタイド案件も含まれるという。

先日日本もフィリピンに対して円借款を発表しました。
フィリピンに対する円借款の供与 日本政府も地下鉄プロジェクトに参加

日本のDOA
金額:1,139億2,900万円(フェーズ1)
金利:年0.1%(マニラ首都圏地下鉄計画) 年1.5%(幹線道路バイパス建設計画)

韓国のODA
金額:1,935億円
金利:無利子


2017年11月2日に外務省から発表された内容よりもいい条件で韓国ODAが行われるようです。日本側のODAは最終的に約6,000億円の援助を検討している中
日本の政府はこの後どのような形でフィリピンに対するODAを行なうのか注目です。

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2017年11月7日火曜日

【悲報】Googleトレンドで「フィリピン」と調べて見た結果

Googleトレンド

BLOGにお越しいただきありがとうございます!(@ka_ricrick)です。

最近BLOGのページビューに伸び悩んでいるので、検索されている旬なキーワード(トレンド)を取り上げて記事にしてみようと思いたち久しぶりにGoogleトレンドを使い「フィリピン」と検索してみた!!

結論から言うと7年前にフィリピンに渡った頃となんも変わらん。。。

ではトレンドとして上位に上がっているキーワードはどんなものなのか、皆様に現実を教えましょう。「人気」「注目」の2種類に分かれているので、どちらもTOP10をご紹介いたします。

人気キーワード


1位:フィリピン パブ
もうこの時点で、このBLOG書く気なくなってきた。。。いやでも頑張るか。。。

2位:日本 フィリピン
3位:フィリピン 航空
4位:フィリピン 英語
5位:フィリピン セブ
6位:フィリピン 留学
7位:ペソ フィリピン
8位:マニラ
9位:フィリピン マニラ
10位:フィリピン 動画


引き続き注目度キーワード


注目キーワード


1位:一条工務店 フィリピン 火災
おいおいどんだけ前のトレンドやねん!確か今年2月くらいの話しだった気が。。。

2位:フィリピン パブ嬢の社会学(これは書籍なのでよしとしよう!)
3位:マラウィ(戦争)
4位:フィリピン isis(戦争)
5位:フィリピン 戒厳令(戦争)
6位:is フィリピン(戦争)
7位:フィリピン 祝日 2017(休み)
8位:フィリピン 休日 2017(休み)
9位:フィリピン タミロック(虫)
10位:フィリピン データセンター(お!!)


こんな結果になりました。
人気キーワード1位は相変わらず「フィリピン パブ」日本人が持っている印象はこの7年で変わったと感じていましたが、正直このキーワードが1位になっていると残念です。。。

4位〜6位は英語系のキーワードがランクに入っています。この業界がフィリピンのイメージを変えてくれているのは間違いないので、頑張って欲しい。
最近では、田村敦さんがマニラに英語留学していたり堀江貴文さんがCEBUでホリエモン祭 in Cebuなどを開催して、注目を集めてくれています。

日本で影響力のある方をもっとフィリピンに来てもらいこのキーワードを全て変えるくらいのことしたいですね。(誰かいないかな?)

Beverly(ビバリー)ちゃんが日本で歌手として頑張ってるんだから日本人もフィリピンで頑張らなきゃ!!

フィリピン女性シンガー『Beverly』小室哲哉と浅倉大介(access)による新ユニット『PANDORA』フューチャリングボーカル

記事内容
田村淳、フィリピンでの語学留学中に感涙「みんなの優しさに触れて」



では、注目キーワードはどうでしたでしょうか?
1位の注目キーワードは9ヶ月前のニュースが未だにTOPに。。。
3位〜6位はフィリピンの戦争 7位、8位 休み 9位 虫

うぅぅぅぅん。。。注目記事がネガティブばかりですね。

唯一 お!!って思ったのは10位の「フィリピン データセンター」これはビジネス的にはネタにできると思いました。



Googleトレンドでの結論


フィリピン トレンドは自らが作るしかない

これしか言うことないですね!このキーワードが世間一般的に検索されているとすれば私の書いているBLOGのPV数が上がらない理由も理解できます。

しかし、これだけは言えます。

PV数が少ないBLOGでも見ていてくれる方はいて、知りたいキーワードに必ず私のBLOGが出ているという結果があります。

「草苅さんのBLOG見て連絡しました。」
「BLOGの内容的確で勉強になります。」
「実際に住んでいる人が書いてるんだろうなって分かるBLOGですね」
「事業展開する時に参考になります」

など実際にお会いした方から嬉しいお言葉を頂けることは、多いので知りたい人だけに伝えられるBLOGでまずはいいかと!

このBLOGを見て→会社も調べ→問い合わせ→実際に会う
という流れは、間違いなく少しずつ上っているしフィリピン ビジネスに興味を持って頂いている方からのお問い合わせがあるので1度お会いできれば、なんらかの関係に繋がります。

PV数を上げようと本来の目的からズレてしまうのが一番問題。
本気でフィリピン ビジネスを検討している人だけが見てくれるBLOGでも私はいい現状のまま本気で戦おうとしている方に向けてBLOGを書いていく!

そう決めました。

おらぜってー負けねーぞ!


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2017年11月5日日曜日

フィリピンに対する円借款の供与 日本政府も地下鉄プロジェクトに参加

東京で実施された日・フィリピン首脳会談において,安倍晋三内閣総理大臣はロドリゴ・ドゥテルテ・フィリピン共和国大統領(H.E. Mr. Rodrigo R. Duterte, President of the Republic of the Philippines)に対し,「マニラ首都圏地下鉄計画(フェーズ1)(第一期)」他1件の円借款の供与(供与限度額合計1,139億2,900万円)に関する事前通報を行いました。今回の事前通報を踏まえ,今後,我が国とフィリピン政府との間で,円借款の供与に関する交換公文を締結する予定です。


関連記事

「日・フィリピン首脳会談 9つの協力分野を日本が支援する(議事録あり)」

対象案件の概要


(1)「マニラ首都圏地下鉄計画(フェーズ1)(第一期)」(供与限度額1,045億3,000万円)
 この計画は,マニラ首都圏において地下鉄を整備することにより,増加する輸送需要への対応を図り,マニラ首都圏の深刻な交通渋滞の緩和に資するとともに,大気汚染や気候変動の緩和を図るものです。この計画の実施によりフィリピンの投資促進に通じた持続的経済成長に寄与することが期待されます。

(2)「幹線道路バイパス建設計画(III)」(供与限度額93億9,900万円)
 この計画は,マニラ首都圏北部近郊の中核都市プラリデル市周辺において,マニラ首都圏とルソン島中部を直接結ぶ主要な一般幹線道路である日比友好道路のバイパス道路を整備することにより,同市周辺の渋滞緩和及び輸送能力・効率向上を図るものです。この計画の実施によりフィリピンの投資促進に通じた持続的経済成長に寄与することが期待されます。


供与条件


(1)対象案件:上記2(1)

(ア) 金利 : 年0.1%(コンサルタント部分は年0.01%)
(イ) 償還期間 : 40年(12年の据置期間を含む。)
(ウ) 調達条件 : 日本タイド
 

(2)対象案件:上記2(2)

(ア) 金利 : 年1.5%(コンサルタント部分は年0.01%)
(イ) 償還期間 : 30年(10年の据置期間を含む。)
(ウ) 調達条件 : 一般アンタイド

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2017年11月2日木曜日

フィリピンでアリペイが普及する日も遠くはなさそう!アントフィナンシャルとアヤラが事業提携をしフィリピン進出


アントフィナンシャルの海外進出が加速度を増している。

アントフィナンシャルのCEO Eric Jing(井賢棟)氏が、アリババ創業者のジャック・マーと共にフィリピンを訪問し、フィリピン最大のコグロマリットグループであるアヤラ・コーポレーションと提携を発表。

アヤラ・コープレーションとは、一等地でショッピングモールを展開する1834年創業のフィリピン最古、最大のコングロマリット企業であり、アントフィナンシャルは最高のパートナーを手にいれたこととなる。


その他、その配下である通信最大手不動産大手フィリピンの通信大手グルーブテレコム、Gcashという決済サービスを展開するフィンテック企業であるMyntの2社を含め、合わせてフィリピン企業3社と共同で業務提携に調印した。フィリピンでのアリペイビジネス(名称未定)を今後共に拡大していく方向で合意なされフィリピンでのアリペイ事業拡大に大きな展開が予想される。

アントフィナンシャルCEOの Eric Jing(井賢棟)氏は、「この数カ月、Myntと共同でMyntが展開するGcashを活用したQRコードでの決済の共同研究を行った。将来は、中国の5.2億人のアリペイユーザーがフィリンピンでそのままアリペイを活用できることを実現する。」と語っている。

合わせて、アリババの創業者であるジャック・マーは、大統領官邸を訪れフィリピン大統領「ロドリゴ・ドゥテルテ」氏にも面談した。彼は、世界中で民間企業の創業者を超越した活動を行なっており、中国の外務大臣以上の働きで、中国外交の鍵を担う人物と言えるだろう。

ジャック・マーはその後フィリピンの大学ランキング3位に数えられるDe La Slle Universityを訪問し、演説を行い栄誉テクノロジー創業理学博士号を授与された。講演の中で、ジャック・マーは、科学技術の発展がフィリンピンのキャッシュレス社会化を促進すると語っている。

記事提供元:NOBBY OCEAN CONSULTING PTE LTD.

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2017年11月1日水曜日

比ファミリーマート、現地石油会社が買収 アヤラランドとSSIが撤退


「フィリピン 日系大手コンビニエンス・ストアの現状と店舗数」のBLOGで書いたばかりで、ファミリーマートに大きな動きがあったようです。


フィリピンの石油販売会社フェニックス・ペトロリアム・フィリピンは30日、同国でコンビニエンスストア「ファミリーマート」を運営する会社の全株式を株主のファミリーマートなどから取得することで基本合意したと発表した。ファミマは経営から退き、ライセンス事業として展開する。

「フィリピン・ファミリーマート」の株式は現在、ファミマが37.6%、比財閥アヤラと小売り大手SSIグループの共同出資会社が60%、伊藤忠商事が2.4%を保有している。フェニックスは比競争委員会の承認を得た後、これらの株主から全株式を譲り受ける。買収額は非公表。

ファミマも30日、フィリピンの事業パートナーを変更すると発表した。2018年1月末をメドに新たに運営会社にライセンスを供与する。店舗運営のノウハウの提供は続けるという。

フィリピンでのファミマの店舗数は15年末に120店に達したが、競争激化などで今年9月末には68店に減った。フェニックスは全国に500店超持つガソリンスタンドに展開するなどして、22年までに300店に拡大したい考えだ。

記事提供:日本経済新聞


店舗数を減少させていた理由もこれで明確になりました。

ファミリーマート店舗数推移




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