まず初めにお伝えしておきます。
日本人がイメージする『メイド』はこんな写真の子ですか?
いいーえ!全然違います。
メイドさんに癒やしを求めるのではなく身の回りの生活をサポートしてくれる立派な職業です。(雇った時に作業服をこれにすれば、着てくれるとは思いますが近所で、すぐ噂になるでしょうw)
メイドさんを雇うことって日本のイメージは「富裕層しか無理でしょ!」ってイメージが強いかもしれませんが、フィリピンではある程度の収入があれば生活基準に合わせたメイドさんを雇うことは普通です。
メイドさんの給料
- 住み込みの場合
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1ヶ月の給料 / 3,000〜5,000PHP(約6,000〜10,000円)が相場
- 週数回に分けて通い
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1日500PHP(約1,000円)が相場
メイドさんを雇う場合
- 自宅に住み込み
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日本では知らない人を家に住み込みで、入れるということに抵抗がある方は多いかもしれません。
- フィリピンでは、元々家族と住んでいる時からメイドさんがいて不思議に思わないかもしれませんが、ある程度の所得がある人が住む家にはマンションでも『メイド部屋』というのが1部屋完備されています。
- 住み込みでメイドさんを雇う場合は、そこに寝泊まりしてもらい仕事をしてもらいます。
住み込みでメイドさんをお願いしていた時の写真です↓
- 週数回に分けて通い
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自宅にメイド部屋が無い、住み込みは勘弁して欲しいって方は、ハウスキーパー / 家事代行のようなお願いもできるようです。
- これについては、利用したことがないので情報不足です!
メイドさんの仕事
炊事・洗濯・掃除・買い物 それ以外にペットの世話など生活に合わせたサポートは全てやってくれます。
子供の世話をお願いしたい場合はメイドさんではなく『ヤヤ』という別の職業もあり子供がいる家庭ではヤヤを雇い一緒に食事に着いてきてもらったり家にいない場合の世話をしてくれます。
日本で子供を産んだら365日24時間子供の世話をしなければなりませんが、フィリピンではヤヤに任せて夫婦の時間を大切にしてるなんて家族も少なくありません。
日本人としては、賛否両論あると思いますが!
メイドさんを雇う場合の8つ注意点
先程給料は住み込みで3,000〜5,000PHPとお伝えしましたが、それ以外に食事手当や買い物に行く際の交通費などもかかります。
1)雇用する前に1ヶ月程 試用期間を設け一緒に生活してみる
- その試用期間で生活環境に慣れてもらい、仕事を真面目にしてくれるかなどの見極めができます。
2)契約時にはしっかりとした仕事内容を伝える
- 生活スタイルをしっかりと伝える必要があります。後から++でお願いしてしまうと今の給料じゃやりたくないなとか色々悪いことを考える可能性があります。
3)お金の管理は厳しく(小銭だからいいかが命取り)
お金を渡して買い物をして貰う場合は、しっかりと管理する必要があります。お金の管理がずさんだと、見えない所で必要のないものを買い、それがバレないとなると家のモノを盗み売ってしまうなんてこともあるようです。
- うちの場合はそのようなことは、ありませんでしたが渡した金額のレシートと買った商品のは必ずチェックするようにしていました。それが面倒だと思う場合は週1回買い物をメイドさんと一緒に行くという手もあります。
4)時々お小遣い、休暇を与える
住み込みのメイドさんだからといって自由を奪うのは、いけません。月1回は必ず休暇を与え気持ち程度の遊ぶお金(500PHPくらい?)を渡してあげることは大切です。
- 田舎の子供が小学生に上がったと聞いた時は、10,000PHPくらいあげましたけどねwそれが出来たのも素晴らしいメイドさんだったからかな。
5)給料の前借りをお願いされたら気持ちよく渡してあげよう
メイドさんの家族が突然入院して...など急なお金が必要になることはあります。
- その際に気持ちよく前払いしてあげることで、この家族ならと思ってくれることは間違いありません。
- 但し勘違いしないでください。メイドさんの給料以上の前借りやお金の貸し借りはよっぽどの事がない限りしない方がいいです。
- 信頼があれば給料×2ヶ月分くらいがMAXですかね。
6)居心地のいい環境作り
- 扇風機→冷風機にしてあげるとか机がなければ買って渡してあげるとか
- 考えれば色々ありますが、一番徹底していたのは、仕事環境です。「契約時に仕事内容を伝える」と書きましたが、これを毎日しっかりやっていてくれれば特に家にいなくても何も言わないってことを徹底してました。
- これを繰り返すことで、必然的にストレスもなくなり「やることやれば近所の人と雑談していても問題ない」と感じさせてあげることができます。
- その結果朝起きれば家は綺麗でしたし、起きた後に寝室も綺麗にしてくれますし、ホテルのような生活ができましたね!それも、メイドさんに対する気持ちと働きやすい環境作りがうまく行ったからでしょう。
7)金目のものはしっかりとしまっておく
- とは言っても悪いメイドさんもいます。
- 本契約する前にまず私がやったことは、わざと札と小銭を机に置いて出かけたり、寝てみたりしました。これは別に嫌がらせではなくその中から1ペソでもお金がなくなっていたら本契約はしないと決めて1週間程試してみました。
- そうすることで、本人も見えてくるのでオススメです。
- 500ペソなくなっていることがあり妻に「ないなー」って聞いた時に「あー私使った〜」なんてこともwww「先に言えってw」
8)冷蔵庫を2つ用意してメイドさんと分ける
これは聞いた話で、私達はやっていませんでしたが、勝手に冷蔵庫の中のものを食べて近くに家族などがいる場合その食材を分からない程度に持っていき食費を節約するなんてケースもあるようです。
- 冷蔵庫に鍵を付けて開けられないようにするなんて話も聞いたことがあります!
- この場合メイドさんの食事は給料と別にある一定の金額を決めて別に渡し、メイドさん専用の冷蔵庫で保管するようにしてという話しも聞きました。
いかがでしたでしょうか?
実際に3年近くメイドさんを雇いサポートしてもらった際に感じたことをまとめてみました。
ドライバーさん編もネタはあるので、そのうち書きますね^^
日本人はメイドを使う習慣がないので、仕事の内容を事前に細かく指示する
返信削除というのが一番苦手なような気がします。
10年以上前にフィリピンに住み始めた日本人が部屋に棚を作るのに大工を頼んで
作り始めたのですが、やり方が気に入らず自分で手を貸し始めたら、大工が
怒ったのか居なくなってしまったという話を聞きました。
やり方が自分流と違っても手を貸さない忍耐が必要なのだなとも思いました。
コメントありがとうございます。
削除確かに細かく指示するのは苦手かもしれませんね!普段の生活の中でやってほしいところからリスト作るのが、分かりやすいかもしれません。
大工さんの話しもアルアルですね。フィリピンの人は日本人と違うプライドを持っているので、否定された感を持ってしまったのかもしれません!
日本の感覚では不機嫌になったとしても居なくなる事はないでしょうが、まさにフィリピンっぽい話ですねw