このロゴを見たことある方は、多いのではないでしょうか?
展開している国はこんな感じです。
- Malaysia
- Singapore
- Philippines
- Indonesia
- Thailand
- Vietnam
- India
- Japan
- Hong Kong
今回発覚したのは、フィリピンのJobStreetなので、他の国はどうか分かりません!!
さてこの募集になにがあったかというと。。。
レジュメ(履歴書)をただ使い回しているだけで、よーく見ると同じ人間が何度も来ている!!という事です。
実際にあった話しですが、当社で採用した人間が1ヶ月間働き別部署に配属になり
その人間から同じようにアプライが。。。
本人の話しでは、レジュメを削除してアプライをしない設定をしていたようですが、そのレジュメが同じように送ってくるという問題がおきています。
確かにサイトに掲載をすれば、多くの希望者からアプライが来るのは、事実です。
しかし、それをよーく見てみると同じ希望者、過去に面接した人材のリストが再度アプライくるような仕組みになっています!!!
月3,000〜5,000Phpの費用で格安ではありますが、
アプライしてくる人材の質は正直悪いです。
書類審査で、通過した人材に連絡をすれば殆どの確立で連絡は繋がりますが今まで連絡
したなかで、約束通りの日程に来たのは、ごく僅か90%は来ないと言ってもいいでしょう。
こちらの場所にも問題があるかもしれませんが、それを知った上でアプライをしてきてるにも関わらず。その日程になれば来ない!しかも、連絡もない。。。
フィリピン人の問題なのか?Job Streetの問題なのかは、もう少し続けてみなければ分かりませんが、引き続き調査してみます。
フィリピンで、人材を雇うのは、非常に難しいです。未経験の人の連絡は非常に多いですが、その人材を育てる覚悟で採用するのであれば問題はありませんが、マネージメント層を探すには非常に難しい。。。
その理由としてもフィリピンはOFW(海外出稼ぎ労働者).Oversea Filipino Worker
が、国民の半分以上が海外送金で養われているといってもいいでしょう。
そうゆう国という事もあり人材には非常に苦労します。
OFW=海外労働者
優秀な人材はみんな海外に行ってしまう。
※みんなというのは、大げさかもしれませんが先ほども言ったように国民の半分以上がそのお金で養われている為仕事に対する気持ちの入れ方が、日本にくらべ全く違う
とは、いっても原石のような優秀な人材はいます。しかし、その人材と巡り会うには、ローカルの人とのコミュニケーションをしっかりととり紹介してもらうか欲しい人材の会社に行きヘットハンティングする他ないと思います。
(そんな人材紹介の会社があればいいのにーといつも思うくらいです。)
話しは戻りますが、そのOFWのおかげで面白いこともあります。
フィリピン人の最低賃金は、地域によって様々ですが、約500Php/1day
(1日8時間フルに働いて今のレートで約1,150円)日本の夜勤1時間くらいの給料がフィリピン人の1日最低賃金です。
1日/500Phpと仮に想定して25日勤務したとします。
500(最低賃金)×25日(勤務)=12,500Php(約28,750円)
この金額が、フィリピン人の給料です。
平均賃金はこんな感じです。
※私が今まで面接したきたなかでの平均的な給料希望です。
【一般営業】
10,000Php〜30,000Php+営業成果のコミッション2%〜5%
【マネージメント】
30,000Php〜70,000Php
【デザイナー】Illustrator, Photoshop
10,000Php〜30,000Php(30,000PhpはHTML+CMSが可能な人材)
【システムエンジニア】
50,000Php〜100,000Php(70,000Php以上のエンジニアはアプリケーション可能)
ざっとこんな感じの給料体系なんですが、私が言いたい事はここからです。
どう考えても生活するにあたって厳しいと思いませんか?いかにフィリピンの物価が安いといってもこれでは、移動費と食事で全てが消えてしまいます。
そう!!!そうなんです。
貯金なんて感覚は、まず無いしできない。。
もらった給料は、交通費と食費を抜きすべて家に入れるか。自分で全て使っちゃいます!!
そこで、どうしているのか?
そう!それがOFWの送金なんです!!!!
彼らはその送金を使って外食をし好きなものを買うんです。
理由は、明らか稼ぐ人が家族を養うのは当然の国
6畳の部屋に10人程で生活をしている家庭も多くあります。
しかし、OFWの出稼ぎ労働者のお金を使い無くなれば送金をしてもらい生活をする。
その影響で、皆さんが思う以上の消費力がここフィリピンではあるということです。
実態に国からでている統計データのGDP数よりも遥かに購買力があり物を消費する国でもあるのです。