前回人口ピラミットのBLOGで、少し触れた「人口ボーナス」ですが、今回はもう少し掘り下げて書いてみます。
【おさらい】人口ボーナスとは
これは、人口動態が経済活動に及ぼす影響のうち特に人口構成の変化が経済成長にプラスの影響を与える状態であり具体的には、子どもと高齢者の数に比べて働く世代(生産年齢人口:15~64歳)の割合が増えていくことによって経済成長が後押しされる状態をいいます。
人口ボーナスが長いということは、経済が発展していき消費力が上がるのでビジネスチャンスは今以上に膨らむと想定できます。
ちなみに日本の人口ボーナスは2005年バブル期は1986年12月から1991年2月までなのでボーナス期終了の20年前にバブル期が始まった計算になります。
これを参考にするとフィリピンのバブル期は8年後の2025年という計算になります。
(これはあくまでも日本の数字を参考にしたものなので、確実にという訳ではありませんが)
過去の経済成長率と現在の情報社会を考えたら8年も立たない内にバブル期が訪れる可能性もあります。
そのようなことも考え海外からの観光客獲得に向けて政府の国策としてカジノを後押しをして2013年にはフィリピンのカジノ産業年利28%まで成長(クレディ・スイス報告書参考)
2018年の市場規模はシンガポール市場予想56億ドルを上回る61億ドルと予想されています。
大手カジノの動き
・Resort world
・CITY OF DREAM
・OKADA MANILA
OKADA MANILAはユニバーサルエンターテインメント(旧アルゼ)創業者、岡田和生氏が手がけているIR(統合型リゾート)プロジェクトであり総工費4,200億円の施設をフィリピンで建設しています。
4,200億円って...
・東京ディズニーランド 約1,581億円
・東京ディズニーシー 約3,380億円
・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
約1,700億円
・東京ドーム 約350億円
・福岡ドーム 約480億円
・東京スカイツリー 約650億円
・レインボーブリッチ 約1280億円
・シーガイヤ 約2,000億円
・六本木ヒルズ 2,700億円
OKADA MANILAのIR4,200億円がどれくらい大きなプロジェクトかはご理解いただけたかと思います。
この予算をフィリピンにつぎ込み事業展開する程の魅力がある国だということです。
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