2013年11月5日火曜日

フィリピン これくらいは出来るだろうで、仕組みを考えてはならぬ

日本の当たり前で、仕組みを考えべからず
これくらいは、できるだろうはこれもできない!

この国(フィリピン)で働いていないと、この意味が分からないのは当然である!

日本であればこれくらい仕組みを作ればリリースは可能だろうという判断が、大きな間違トラブルになる。10のうち日本であれば9は改善していると判断した場合それは、この国ではまだ1だという意識で、仕組みを考える必要がある。(予算、人数、フロー、体制。。。)多くの所で、自分自身が考えていない隙間が、あることを忘れてはならない。

ということは、日本人の感覚で考えているフィリピン予算の2倍は考えないとスムーズな業務はできないということになる。こりゃ日本本社があって稟議を通すとなると説明するのに労力を多くつかわなければなりませんね!(人材が多いだろ!そこはシステムいらないだろ!)そんな日本人的感覚で判断するようでは、この国で戦うことは決してできないでしょう。

え!!そこまで考える必要がある?
  • 1人の仕事に2つ以上の仕事をさせた場合必ずミスはおきる
  • 数字に極端に弱いので、定期的に変わる数字の入力などは、させずに必ずシステムを組まなくてはならない。
  • 1人で回せると思った仕事は最低でも2名体制にしなければならない(ようは、3人で回せるだろうと日本人が判断した場合フィリピン人は6人必要ということ)
  • 1度起きた問題点を早急に見つける事ができなければ、それば永久に闇に葬られるだろう
  • レスポンスを待たないと次の動きに行けないようなフローはしてはならない
人件費は安かれ悪かれ、低所得にはその理由が大きくある。その部分を理解して新規プロジェクトを遂行しなければならない。日本人の所得が20万円であればフィリピン人4人分の作業量に相当することを常に意識してフローを考えなくてはならない。

そのプロジェクトが大きければ大きいほど問題点は膨らみそれを潰す仕組み予算を算出して改善していかないとなりません。

では、どうすれば考えつかない隙間を見つける事ができるのでしょうか?

それは。。。

フィリピン人を入れてMTGをする事。

フィリピンの事を一番良く知っているのは、やはりその環境で育ったフィリピン人!!
そんな現地の問題点を洗い出す会議をすることです。きっとその会議では、ビックリするような問題点を次々に議題としてあげてくれることでしょう。
その問題点を聞き「増員で解決出来るのか?」「フローを変えれば解決できるのか?」「システム構築をして解決できるのか?」を瞬時に判断をしてこれならいける!というところまで、しっかりと問題点を叩き潰すしかない。

ここフィリピンという国で働く事で、リスクヘッジ能力は確実にあがると感じてます。
新規プロジェクトを行うにあたって起きる可能性は洗い出すことは当然ですが、人に依存しない確実な洗い出しの力は身になるでしょう。

これからの成長が楽しみです。

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