2017年6月29日木曜日

フィリピン インターネット契約する場合どこの会社がいいのか?大手会社を調べてみた


インターネット環境が悪いと噂されるフィリピン...実際どうなのでしょう?


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┗■  フィリピンのインターネット事情
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インターネットがある環境は当たり前になってきました。

メール、データーのやり取りは、どんな企業でも使っている為インターネット環境は気になるのではないでしょうか?


7年前に比べてインターネットの環境は著しく安定したと感じます。当時フィリピンに渡り
一番困ったのがインターネットのスピードです。

前職では毎日朝PCを起ち上げ2,000件以上のメールを受信する必要があり日本では5分〜
10分で完了していた受信が、1時間ほど掛かる日もありました!
(よく必要ないメーリングリストは削除してくれと本社にお願いしたものですw)

その頃に比べたら今のフィリピンのインターネットのインフラが急速に発展していると
感じます。
特に都市部ではその傾向は著しく、Wi-Fiのホットスポットが大型モールやレストランなどいたる所にできていて、無料のWi-Fiを完備した中距離バスなどもあります。

日本は未だにWI-Fi Freeと言ってもなんだか使いにくいと感じてしまいますが、フィリピンでは基本的にWi-Fi完備のお店が多くPWを聞けば無料で使わせてくれる所が殆どです。


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┗■  フィリピンの通信費
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日本と比較した場合3MbpsでP1299(約2,900円)は、非常に高く感じると思います。

日本の15年前位の料金ですね!

日本のインターネット環境は世界でもTOPクラスなので、その環境で日々インターネットを利用していると海外に行った際非常にストレスを感じるかもしれません。

自宅で利用する際にオススメする回線は5Mbpsこれを契約すれば、ストレスを感じる事なくインターネットを利用できます。

例えば
・Youtube視聴
・Skype通話
・LINE通話
・Facebook動画
・ストリーミングTV

など全てストレスなく利用することが可能3Mbpsでもいいのですが、少しストレスを感じてしまうかもしれません。

法人利用で5人〜7人以下でしたら10Mbpsの契約で問題なく利用できると思います。

但し契約会社、契約内容によっては1契約につき10機までの利用制限などがあるので注意
が必要です。それ以上の利用になる場合は契約会社と相談をしてプランを決めることをおすすめします。

それと、1社つき2社のブロードバンドを契約することもよくあります。
理由は、1つのブロードバンド契約(メイン)で翌日会社に行ったらインターネットが使えなくなっているということが多々あります。

復旧してもらえばいいじゃん!

って思うかもしれませんが、回線復旧までに2日〜3日掛かるなんてこともあるんです!
(支払い金額は一緒ですが!!)

そんなトラブルを回避するためにも別のブロードバンドを契約しておくことで、業務に支障が出ずに作業を進めることができるのです。

1社のブロードバンドで、10機までの制限が掛かっているブランであれば、もう1つをサブのインターネットとして一番安いプランに入り普段は携帯、タブレットなどを接続してメインはあくまでも業務用とする使い分けを当社では行っています。


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┗■  代表的なブロードバンド企業
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■ PLDT
URL : http://pldthome.com/
※固定電話(02番)が必ず付いてきます。

NTTグループのDOCOMO、NTTコムの2社で
20%の株を保有している圧倒的No.1の通信会社


PLDT DSL料金プラン



PLDT Fiber(光回線)料金プラン






■Globe
URL : http://www.globe.com.ph/


Globe 料金プラン








■SKY cable
URL : http://www.mysky.com.ph/※SKYCableが標準でつきます。

SKY cable 料金プラン



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2017年6月28日水曜日

フィリピン 求人(採用)募集をするにはどうするればいいの?


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┗■  求人サイトを活用
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日本国内では求人サイトが多数あります。
・リクナビ NEXT
・DODA
・エン転職
・ビズリーチ

各サイトは強みがあり欲しい人材によって使い分けするのが、普通になってきました。

ここフィリピンでは、日本のように多くの求人サイトがなく一般的に使われているのがジョブストリートになります。

しかし。。。

積極的に使うのは、あまりオススメしません当社も人材募集に使っていましたが、一言で
言うと

「質が悪い!」

レジュメを使いまわしていて、就職が確定しているにも関わらずそのまま放置、こちらか
らオファーをしても返答がない。

ここまではまだ許せるレベルですが!

面接の日程を組んでも当日来ないことが非常に多いです。

もし使う場合は、基準を下記のようにするのがベストです。

1.募集サイトを解説

2.Applyしてきた人のレジュメを見て連絡
※ここの審査基準は緩めにしてください。

3.本人への連絡
※ここで人数は、2/3になります。

4.面接日程を確定

5.面接日当日
※ここで人数は1/3になります。

6.合否判定

応募受付から面接までに1/3まで人数が減ることを前提に採用募集を行うのが、ベストです。


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┗■ 求人媒体
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【ジョブストリート】
(JobStreet.com Philippines Inc)
https://www.jobstreet.com.ph/

東南アジアでは代表的な求人サイトフィリピン以外にもマレーシア、シンガポールインドネシア、ベトナムの求人募集を展開しています。




【Mynimo】
https://cebu.mynimo.com/jobs

セブ島での求人に強いサイト



【プライマー(Primer)】
http://primer.ph/recruit/

フィリピンの首都(マニラ)で老舗の
フリーペーパーを展開している企業で、現地
駐在員(日本人)を募集しているサイト



【Cebupot(Cebupot運営 Jobpot)】
http://www.job-pot.com/

セブでフリーペーパーを展開している企業
セブで駐在員、インターン生を募集したい方に
オススメのサイト


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┗■ 現地の知人に紹介してもらう
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一番オススメしたいのは、これです。

求人サイトもまだ成熟していないので、即戦力になる人材を採用することは厳しいです。

長年人材募集をしてきて一番即戦力になる人材を募集するには、今働いているスタッフに友達を紹介してもらう、その周りの人を紹介してもらう!

これが一番早いと感じています。

「類は友を呼ぶ」という言葉があるように仕事に積極的に取り組んでいるスタッフ、友達は同じような考えを持つ人が、周りに集まる。

どこぞか分からない所からスタッフを採用してしまうと、何をしでかすか分かりません。

しかし

スタッフ、周りの友達からの紹介であればトラブルになるリスクは非常に少なくなります。


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┗■ 大学との提携
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大学との提携なんて!そんな難しいでしょ!

って思いますよね。

フィリピンでは大学在籍中にOJT(On-the-Job Training)を単位科目として義務付けている大学が多いです。

大学在籍中に3ヶ月〜6ヶ月 インターンとして企業に務め会社から証明書を発行してもらい
それを大学に提出することで、単位がもらえるという流れになります。

このような事から大学がインターン先を斡旋していることもあり大学との提携はさほど難しくないのです。

当社も「University of the Philippines」(UP)日本で言う「東大」との提携を行い新卒の採用を積極的に行っております。

ここで、言えるのは「優秀な新卒」を採用したいならぜひとも大学との提携を進めることをおすすめします。


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┗■ ターゲットがいそうな場所に張り紙
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ジョブローテーションが盛んなフィリピンではこんなアナログなことも以外に効果があったりもします。

日本語が話せるローカルスタッフが欲しい
・日本語学校
・日本(ローカル)コミュニティー
・大学内の日本語ゼミ教授室

ITのスタッフが欲しい
・IT専門の大学校内

などターゲットに合った場所はインターネットで探すことで簡単に見つかります。

張り紙をする場合に効果的なのが、魅力的なデザインと給料を高くしておくことです。

少しでも給料が高い所にフィリピン人は転職する傾向があるためまずは給料設定を高くして後に福利厚生(Welfare)を手厚くすることで辞めない人材にすることが、可能になります。


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┗■ ソーシャルメディアの活用
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ソーシャルメディアと書きましたが、圧倒的なFacebookを利用しない手はありません。

Facebook利用率は5位以内には入るFacebook大国なので、出稿することをおすすめします。


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2017年6月22日木曜日

フィリピン サラリーマンの平均月収はいくらなのか?


日本の最低賃金ってどんな感じだか知っていましたか?

フィリピン同様に地域によって最低賃金の規定があり厚生労働省が地域ごとの最低賃金を公表しているようです。

【日本の最低賃金】
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1位:東京(932円)
2位:神奈川(930円)
3位:大阪(883円)
.
.
.
最下位:沖縄、宮崎(714円)
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※詳しい地域別最低賃金はコチラから見られます。
https://goo.gl/m8uEUo

では、フィリピンはどうでしょうか?
現時点での最低賃金はこちらになります。(主要都市メトロ・マニラ)


DEPARTMENT OF LABOR AND EMPLOYMENT(DOLE)
という機関が、管轄しています。

農業職と非農業職に分かれていますが、定員100人以下の私設病院などの条件付きで、非農業職であっても農業職と同じ給料で従業員を雇うことができます。

COLAとは物価の上昇などに合わせて支給されるもので、日本語では生活費手当と訳されることが多いです。このCOLAと基本給を足したものが最低賃金となります。

2016年の6月7日に更新されている情報で年に1回更新されるということなので
2017年は最低賃金がP500を超えるかもしれません。

DOLEの更新はコチラのURLから確認できます。
http://www.nwpc.dole.gov.ph/pages/ncr/cmwr.html

【フィリピンの首都マニラの最低賃金】
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非農業職:P491(約1,805円)
農業職:P454(約1,000円)
私設病院(定員100人以下):P454(約1,000円)
小売り/サービス業(従業員数15名以下):P454(約1,000円)
工場労働者(従業員数10名以下):P454(約1,000円)
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これだけ見たら「日本より最低賃金高いじゃんか!」と思われますね。

すいません!

日本は「時給」、フィリピンは「日給」です。従って1日の最低賃金はこうなります。
※1日8時間労働計算
日本 東京:7,456円
フィリピン 首都圏:1,805円

これを見たら今度は「安!」と感じてしまいますね。
日本の時給が、フィリピンの日給と考えると驚かれるのではないでしょうか?

フィリピンのインフレ率、GDPの実質成長率は年々上がっていてアジア域内でも高い
成長をしているにも関わらずなぜ給料がもっと上がらないのでしょう?
不動産などの物価も年々上がっているし、生活に掛かる費用も上がるとなると
今のままの最低賃金では一人暮らしはもちろん生活もままならなくなりますね!

貯金もしないので、いざという時のお金が用意できなく。。。

お決まりの「前借り給料」「返す当てのない借金」が膨らみマイナス
になってしまうのではないかと心配になります。

でも、その生活を支えているのが、OFW(Overseas Filipinos Workers)
ということになるのでしょう!

フィリピン国内では、就職先が少なく、安い賃金で働くしかない一生懸命働いてもそれなりの賃金を得るチャンスがないと思っている人もいるかもしれません。
それに加え貧困の格差が大きくお金持ちはどんどんお金持ちに、貧乏な人はますます貧乏にという印象が強くなってしまっている為出稼ぎをして少しでも多くのお金を稼ごうとする動きが、目立ちます。

この状況を逆手に取る方法もあり我々日系企業がフィリピンに進出をして雇用を作ることで、優秀な人材が出稼ぎに行く前にオファー出すことも可能です。

自国で、働いてもらうような環境づくりをすることで、現場がスムーズに動きマネージメント力もあがり将来的には役員候補になるような人材に成長してくれる可能が非常に高くなります。

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2017年6月20日火曜日

フィリピンの銀行に預金するフィリピン人(個人)


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┗■ フィリピンの銀行に預金(個人)
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まずはこちらの画像を見てください。
英語なので、分からないという方でも分かりやすく解説させていただきます。




フィリピンの銀行預金残高平均

5,300PHP(約12,000円)

フィリピンの銀行口座を持っている世帯のうち、652,821世帯の約19.4%が預金残高が1000PHP以下である。別の28.4%、955,677家族は、預金金額が約15.3%(514,854世帯)の5,000〜10,000PHP

反対に、預金が1,000,000PHP以上の人は銀行口座を持つ世帯のほぼ2%しか占めていない。

日本の平均預金残高;1209万円
年代別の平均貯蓄額を見てみましょう。

20歳代・・・189万円
30歳代・・・494万円
40歳代・・・594万円
50歳代・・・1,325万円
60歳代・・・1,664万円
70歳以上・・・1,618万円

ここからわかるのは、50歳代以降が貯蓄額の平均を引き上げていること。
子育てが終わった世代が平均を引き上げているので、現在進行形で子育てをしている30~40代の世帯が「1,209万円が日本人の平均貯蓄額なんです」

預金残高で見るとフィリピン大丈夫か?
と感じてしまうかもしれませんが、OFWからの送金で生活費を補っているため銀行に預金をせず消費や娯楽にすぐに使ってしまうということになります。

たまに銀行の残高が減っているという事故もあったりするので、銀行の信用があまりないかもしれません。

クレジットカードの支払も満額支払いしたのに払ってないことになっていたなんて事もありました!!

銀行に預金しない一番の要因は、ATMに一切に銀行のシステムが何の告知もなくSTOPしているなんてことも日常茶飯事です!

これ日本だったら新聞1面を飾るくらいの大ニュースになると思うんですけど、フィリピンでは、結構普通!┏┓
┗■ フィリピンの大手銀行
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バンコ・デ・オロ・ユニバンク
(Banco de Oro Universal Bank、BDO UniBank)
https://www.bdo.com.ph/personal
総資産でフィリピン最大手の銀行。
株主にSyファミリー(Henry Sy、ヘンリー・シー)率いるフィリピン大手コングロマリット(SMモール等が有名)のSM Group(シューマート・グループ)野村証券と提携。
イタリアの保険大手Generali(ジェネラリ)と合弁保険会社を運営



メトロポリタン銀行
(Metropolitan Bank and Trust Company、Metro Bank)

https://www.metrobank.com.ph/
フィリピン国内で広範な支店網を持つ大手銀行リテールに強み。同国にて電力や不動産事業を営むTyファミリーが筆頭株主。
同行傘下の大手投資銀行ファースト・メトロインベストメント・コーポレーションは日本の東海東京フィナンシャル・ホールディングスと提携関係。
大垣共立銀行等の複数の日本の地銀とも提携している。





フィリピンアイランド銀行
(Bank of the Philippine Islands、BPI)
https://www.bpiexpressonline.com/フィリピンアイランド銀行(Bank of the Philippine Islands、BPI)フィリピンで最初に設立された銀行。
筆頭株主は同国のコングロマリットのAyala Group(アヤラ・グループ)。
みずほ銀行や静岡銀行と提携。










フィリピン不動産銀行
(PHILLY LAND BANK)
農業分野に注力するフィリピン政府系の大手銀行





フィリピン・ナショナル・バンク
(Philippine National Bank、PNB)



元政府系の銀行であり、政府系企業等への関係が深い。
近年はフィリピン系華僑の市場に注力。
フィリピン華僑の大物であり経営再建中のフィリピン航空も運営する
Lucio Tan(ルシオ・タン、陳永栽)氏が筆頭株主。
傘下に中堅生保のPNB Life(PNB生命)









フィリピン開発銀行
(Development Bank of Philippine 、DBP)
https://www.devbnkphl.com/

フィリピン政府系銀行。
農業・インフラ・産業分野等の中堅
中小企業向け取引を強化



チャイナバンキング
(China Bank、CBC)

http://www.chinabank.ph/personal.aspx
フィリピン系華僑との取引に強み。
筆頭株主はSyファミリー率いるSM Group







リサール商業銀行
(Rizal Commercial Banking Corporation 、RCBC)

https://www.rcbc.com/
Yuchengcoファミリー率いるフィリピン中堅銀行。
日本のりそな銀行と提携関係。





ユニオン・バンク
(Union Bank)

https://www.unionbankph.com/
フィリピンで運輸・発電事業等を行うコングロマリットであるAboitiz Group(アボイティス)が筆頭株主の中堅銀行。
相互会社形態の中堅生保のInsular Life(インシュラー・ライフ)も大手株主。


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